住基カードのQRコード

確定申告のために10年ぶりに住基カードを取得した。QRコードが付いていたので、試しに読み取ってみたら、生年月日(元号の下2桁+月+日)が書かれていた。

住基カード」でイメージ検索をしてみると、カードに印字されている生年月日は塗りつぶしているのに、QRコードはそのままの人がいる。一応消しているけど、消し方が甘い人もいる。QRコードの訂正能力ならかなり潰しても情報は読み取れそう。

住基カードをネットに晒してしまう人が悪いのか、個人情報をぱっと見では分からない形(QRコード)にして印刷するほうが悪いのか……。

ちなみに、生年月日がQRコードに入っている理由は次の通りらしい。

QRコードは、券面事項をICチップに記録したカードであることが見て分かるように印刷されています。QRコードとICチップ内の情報の組み合わせにより、年齢確認が可能であり、年齢別の優待割引など将来的に様々な分野での利用拡大も期待されています。

http://juki-card.com/about/

何を馬鹿なことを言っているのだという気がするけど、良く考えてみると、ありな気もしてくる。詳しくない人が、QRコードの無いカードとあるカードを見せられて、「どちらにICが入っているでしょう?」と訊かれたら、QRコードのあるほうを指さしそう。自治体によっては非接触式のみで、金色の端子が無いところもあるらしい。

とはいえ、ICチップ入りを見分けるためなら「ICカード」って書いておけば済む話だし、年齢確認も住基カードで本人確認をするのなら印字されている生年月日を見れば良いし、何か他にも理由がありそう。