A. 使えました。
「なんだこの記事」と思われそう。なぜか公式の対応リストに載っていない。でも使えたという話。私は使えたというだけなので、マイナーバージョンアップでダメになっていたとか、何らかの機能が実は動いていないとかあっても責任は負いかねます。
本体マイクとの比較。
期待していたほどの差は無いが……無いことはないので、ちゃんと動いているでしょう。人の声とかのほうが違いが分かりそうだけど、声を晒したくない。
詳細
Canon EOS-RP。これでちょっとした動画を撮っていた。周囲のノイズやオートフォーカスの音が入るのが気になる。外付けのマイクを付ければマシになるのでは? と考えた。純正品を使うのが無難だろう。
Canonの出している外部マイクは3個。
DM-E1。
最上位。金に糸目をつけないならこれだが、実売価格3万円くらい。ちょっと動画を撮りたいだけなのに3万円は出せない……。
あと、電池式で本体からの電源供給ができないのが気になる。これを買うようなガチな人にはこのほうが良いのだろうか。
ものは言いようというか、本体からの電源供給ができてもできていなくてもアピールしているのがちょっと面白い。
電源はボタン型リチウム電池を使用するため、カメラのバッテリーを気にすることなく使用可能。
電源供給ができるマイクだとこう。
マルチアクセサリーシューを介してカメラから電源を共有するため、電池が不要になりました。そのため電源スイッチも廃止し、MENUボタンひとつのシンプルな操作系を実現。撮影中の突然の電池切れなどの心配もないため、長時間の動画撮影やライブ配信も安心して行えます。
DM-E1D。
DM-E1よりは少しだけ安いが、それでも高い。
これはEOS-RPでは動かないはず。
マルチアクセサリーシュー専用
※ 従来のアクセサリーシューを持つカメラでは使用できません。
古いアクセサリーシューにも一応端子は付いているけど、これはさらに追加されている。へー。EOS-RPには付いていません。
DM-E100。
1万円くらい。まあ、これかなぁ。多少の音質はともかく、そもそも目的からすると、指向性ではないのはどうなのという感はあるが……。
ポチろうとしたところで対応カメラを見ると、EOS-RPが載っていなかった。
EOS R3/EOS R5/EOS R5 C(VIDEOモードのみ対応)/EOS R6 Mark II/EOS R6/EOS R7/EOS R8/EOS R10/EOS R50/EOS R100/EOS 90D/EOS 80D/EOS 9000D/EOS Kiss X10/EOS Kiss X10i/EOS Kiss X9i/EOS Kiss X9/EOS Kiss M2/EOS Kiss M/EOS M6 Mark II
なぜ? 電源供給が必要だから、カメラ本体に電源を供給できる機能が無ければそりゃ動かないが、カメラのほうのQ&Aには電源供給もできると書かれている。
プラグインパワー対応(カメラからマイクへ電源を供給)のマイクが使用可能です(EOS RPは、プラグインパワーに対応しています)。
https://faq.canon.jp/app/answers/detail/a_id/95741/
ググっても情報があまり出てこない。
77けんけん77さん
自分はcanonRPです。 そのままDM-E100(1万円ちょいで新品購入)をつけて動画を撮ってますが、普通に使えてます。
EM-E1は高かったのでやめました。
DM-E100は対応にRPが入ってないので何かしらの制限があるのかわかりませんが、普通に動画を撮るマイクとしては使えてます。
RP本体の捨てれをマイク穴を指でふさいだりしても影響ないので、DM-E100で音を拾ってます。
https://bbs.kakaku.com/bbs/K0001129952/SortID=24442888/
まあ、使えるだろと思って買ってみたら、無事使えた。
アクセサリーシューの部分はただの固定用で、古い端子も使っていない。接続はケーブルだけ。
使えたのは良いとして、買った意味があるかというと……。音質はたいして変わらない気がする。本体のマイクは小さな穴が空いているだけだから、おまけみたいなものだと思っていたけど、けっこう性能が良かったんだなぁ。ちゃんとステレオだし。
オートフォーカスの音もたいして変わらん。レンズはRF24-105mm F4 L IS USM。今あらためて試していて気が付いたけど、大きくフォーカスを変えるときは音がしなくて、最後の微調整のところでカカッという音がする。動画を撮っていると微調整が続くので、音が気になると。なるほど……。もしかしたらフォーカス周りの設定で何とかなるかもしれない。