ルミナスの突っ張りメタルラックを段差のある天井に設置する方法

このシリーズを、

【ルミナス レギュラー】テンション(突っ張り)ラック商品一覧|スチールラック・メタル製ラック通販のルミナスクラブ

ここに設置した。

同じ事をしたい人がいるかもしれないし、販売サイトの記載だけでは分からないこともあるので、書いておく。

Disclaimer。 ここに書いてあることが何か間違っていて、上手く行かなくても責任は負いかねる。 私が間違っていなくても、仕様に書かれていないことは、こっそり変わることもある。 確実を期すなら、販売元に問い合わせたほうが良い。

まずは私が取った以外の方法。

そもそも、天井の高いところと低いところの高さがどちらも突っ張り棒の調節可能な範囲に収まっているならば、何も難しくない。 突っ張り棒の長さは個別に調節可能。 我が家の天井の段差は差が大きすぎて不可。

奥行きの狭いものを買って、全体を奥の部分に収めるのも手。 でも、奥行きで収納力はだいぶ変わるよなぁ。

奥のほうの2本だけ突っ張るという手もあるかもしれない。 タンスとかに耐震対策で突っ張り棒を付けるという話だと、前のほうではなく後ろのほうに付けろという話が出てくる。 しかし、ホントに大丈夫なのかが心配なのと、後述のように、ハーフシェルフを使うと手前側の奥のほうの空間を有効利用できる。

各ポールは、アジャスター固定用のネジ穴がある下部ポールと、中間ポール、突っ張り棒の上部ポールの3本でできている。 延長用の色々な長さのポールが売っているので、中間ポールをそれに取り替えて長さを良い感じにするという方法が思いつく。 が、ここに問題があり、突っ張り棒と延長用のポールでは溝の高さが違うらしい。 なんで???

https://www.luminous-club.com/products/detail/product_934/

どうしたもんかなぁと考え、「でも、4本全部(長さの違う)延長用ポールを入れれば、上部ポールは溝が合うのでは?」と思い至った。 こういうこと。

これは実際に上手くいった。

1個だけ注意点があり、初めから付属している中間ポールも延長ポールとは溝が合わない。 上から順番に、31cmの延長ポール、46cmの延長ポール、(初めから付いている)中間ポール、上部ポール(突っ張り棒)。 後から買った61.5cmの延長ポールも、31cmや46cmの延長ポールと同様だった。 2本を元の中間ポールで、2本の中間ポールを延長ポールに変えると、中間ポールより上が全て棚設置不可になる。中間ポールの長さが延長ポールに無いなぁとは思ったんだよな……。中間ポールと上部ポールは溝が合う。(試していないけど)中間ポールを抜くだけなら、どこでも棚が設置できるはず。

中間ポールの反対側は延長ポールと同じように半ピッチなので、逆向きに付ければ、中間ポール&延長ポール部分は溝が合うかもしれない。 でも、逆向きにすると、二重線部分が面倒なことになる。 元の向きだと二重線の上の溝が他の溝と合うけど、下を合わせなければいけなくなってしまう。

ということで、段差のある天井に設置したければ、最初から付いている中間ポールはポイして、長さの違う延長ポールに変えれば良い。延長ポールと上部ポールの組み合わせになる部分以外には棚が設置できる。

私が買ったものはこれ。 他の製品ではまた違う可能性はある。

この記事を書くのに色々と見ていたら、このズレを調整するパーツがあるらしい。 え、あるの???

https://www.luminous-club.com/feature/faq/

何らかの理由で溝がズレるのは仕方ないとして、このパーツは標準で付属するべきでは? せめて、問い合わせとかではなく、普通に売るべきでは? そもそも商品ページの溝がズレているの注意書きにもこのパーツがあると書くべきでは? と思うが……なんだろうね。ジョイント数が増えると弱くなりそうだし、電話で使い方とか使っているパーツとか聞いて、大丈夫そうなら送るとかなのかもしれない。

ハーフシェルフ

https://www.luminous-club.com/products/detail/product_790/

奥行き半分で、2本のポールに設置できる棚がある。

良い感じ。

まあ、最初はこうだったけど。

次項のパワポで色々と考え、面倒になってきて、「何とかなるだろ」で買ったら、さすがに一番上の棚が使いづらかった。

あと、31cmの延長ポールと46cmの延長ポールなら棚設置不可の高さが15cmのところ、31cmの延長ポールと61.5cmの延長ポールだと30.5cm設置不可なので、棚の高さの制約がキツい。 なかなか上手くいかない。

耐荷重20kgで、テレビも置けると謳っている。 ただ、止めろという記載は見当たらないけど、ポールに負荷が掛かりそうなので、フルサイズの棚板より上にハーフサイズの棚板を付けて重いものを置くのは止めたほうが良いかもしれない。 ポールに負荷が掛かると、今度は天井に負荷が掛かりそうだし。 そもそも高いところに重いものを置くのは危ない。

PowerPointが便利

数字だけを見て組み合わせを色々と試していると、頭がこんがらがってくる。 そういうときにPowerPointが便利。 幅と高さを数値入力できるので、実際の1/10くらいの値でポールなどの長方形を作って、色々と試すと良い。

ライト、スリム

ルミナスのレギュラーラックはポール系が25mmだけど、19mmのライトがある。

昔学生の頃に買ったのはライトで、理由は値段が安いから。 ちょっと華奢な感じがする。 まあ、社会人になって多少のお金はあるし、レギュラーで良いだろと思って、今回はレギュラーを買った。 値段としっかりさだけのトレードオフと思っていたが、レギュラーはラック自体が重い。 スチールラックを使ったことのある人は分かると思うけど、棚板の高さ調整がけっこう大変。 この大変さも上がっている感がある。 そんなに重いものは置かないので、ライトで良かったかもしれない。

スリムもある。 ワイヤーが横になっているのを売りにしているけど、耐荷重が軽い分、棚板も自体も軽かったりするのかな?

組み合わせ

買ったのはNLH9018-6T。 届いて知ったのだが、これは5段のラック(NLH9018-5)と棚板1枚(ADD-P2560J)、突っ張りポール(ADD-P2560J)のセットである。 個々のパーツをセットにしたわけではなく、既存のセットと追加パーツのセット。 個別のパーツのページにより詳しい説明が書かれているかもしれないし、どういうセットなのかを書いてくれ……と思ったら書いてあった。 ここ。

でも、付いてきた円形アジャスターが書かれていないな。 おまけなのか、構成品は最大3個までしか書かれないのか。 謎。